中華街パッタカーン・タイヘンのカオマンガイ
バンコクの中華街(ヤワラートエリア)にある中華料理店「パッタカーン・タイヘン」の食レポです。
創業100年!カオマンガイの老舗中華料理店
パッタカーン・タイヘンは、創業100年の歴史を持つ中華料理店。店名を漢字で書くと「泰興」。
創業者は海南鶏飯で有名な中国・海南島出身の中華系タイ人。現在のオーナーは3代目で老舗の味を守り続けています。
店前の立て看板には、緑のどんぶりマークがあります。わかるかな?わかりやすくするためオレンジ色で囲んでみました。
緑のどんぶりマークは簡単に説明するとタイ版ミシュラン。タイ王室の血を引く料理評論家のタナッシー・サワディワットさんが、身分を隠してタイ国内のお店を食べ歩き、実際に何回か食べて「美味しい!」と認めた証なのです。
しかし、残念ながら、緑のどんぶりマークの制度は終了しています。
緑のどんぶりマークの制度は、タイのシェル社が1961年から始めたシェル・チュアン・チム(Shell Chuan Chim)というグルメ企画の一環。1998年に終了した企画なので情報としては古い。オーナーやコックが変わり味が落ちた食堂もあるみたいです。
店内に飾られていた緑のどんぶりマーク。
隣に飾られているのは、ムックデーンの看板。ムックデーンさんお墨付きの料理がある証です。ムックデーンさんは、タナッシーさんの息子。息子さんが食べ歩きを引き継いでいました。ムックデーンさんの評価はなかなか厳しいらしいです。
タイヘーンの看板料理カオマンガイです。
鶏肉は自然の中で飼育された鶏。タイの財閥CPの鶏肉は使っていません。米は鶏肉の旨味をよく吸い込ませるため古米を使っているそうです。材料にとことんこだわったカオマンガイはたいへん美味でした。
ピンクのカオマンガイ屋に近いカオマンガイで、より優しい味がしました。
歩くバンゴク(2014-2015)に、スキーボーラーンとカオマンガイは、都心からはるばる食べに来る価値ありと紹介されていたので、スキーボーラーンも注文。
スキーボーラーンは「昔ながらのタイスキ」です。右下に少し写っているタレにつけていただきました。昔のタイスキは、コカレストランやMKで食べるタイスキとは違うんですね。
パッタカーン・タイヘンの店内。メニューは140種類以上あります。営業時間は18時までなのでお早めに。
店名:パッタカーン・タイヘン
住所: 320-322,67/4 Yaowarat Rd.
営業時間: 10:00~18:00
電話番号: 0 2222 6791
※2015年の情報です。