ベトナム航空ビジネスクラスの搭乗記(787−9型機)
ベトナム航空ビジネスクラスの搭乗記です。
突然、エコノミーからビジネスクラスにアップグレードからの続きです。
突然、何の前触れもなく、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードをしてもらい、ビジネスクラスに乗るという、またとない幸運をプレゼントしてもらったので、アップグレードされたときの話に続き、ビジネスクラスについてレポートします。
写真はビジネスクラスの搭乗券です。エコノミーの搭乗券は青でしたが、ビジネスクラスはゴールドです。
VN310便のビジネスクラス
ビジネスクラスは、ハノイから成田への帰国便(VN310便)で搭乗しました。VN310便は、VN311便(成田~ハノイ)と一緒に、2016年1月から「ボーイング787−9型機」という新しい飛行機になりました。というわけで、最新型の飛行機のビジネスクラスに乗ることができました。
ビジネスクラスは28席あり、横に(1席)(2席)(1席)の4席並んでいました。写真は、中央部の(2席)のところです。ちなみに、エコノミークラスは、横に(3席)(3席)(3席)の9席が並んでいます。
ビジネスクラスシートの長さは106.7cm、幅は51cm。エコノミークラスシートの長さは78~81cm、幅は41.4cm。数字で比べてもビジネスクラスはゆったりしているのがわかります。
ビジネスクラスシートはフルフラット
「ボーイング787−9型機」のビジネスクラスシートは、フルフラットになるのが特徴。リモコンで操作すると座席が静かにうぃーんと動き出し、座っているところが赤く囲んだところまで移動し、ぺったんこ状態になり、足を伸ばしてゆったり眠ることができます。飛行機で脚を伸ばせるってこんなに快適なんだと、元都知事のことを思い出しました。
照明が消えてから撮影したので写真が少しくらいですが、横からの撮影です。
これが、180度完全リクライニングできるフルフラットシートです。
左から、読書灯、テレビのリモコン、USB接続端子、リクライニングシートのリモコン(シートコントローラー)です。
ビジネスクラスのアメニティキット
写真は、アメニティポーチと中に入っていたアメニティグッズです。
中身は、左から、靴下、アイマスク、歯ブラシセット、ブラシ、ボディーローション、リップクリーム、イヤプラグ(耳栓)。この他に、「PLEASE DO NOT DISTURB」(起こさないでください)「PLEASE WAKE ME UP FOR MEAL」(食事の前に起こしてください)「PLEASE WAKE ME UP FOR DUTY FREE」(免税品の販売前に起こしてください)という意思を表示するシールが入ってました。
枕とブランケットとスリッパ、そして開封する前のアメニティグッズです。前の棚というかフラットにすると足を置くところになる場所に置かれていました。ビジネスクラスはアメニティグッズがあるんだすね。無縁だったのでビックリ。スリッパまで用意されていることにもびっくり。至れり尽くせりなんですね。
スリッパとブランケットのアップ写真です。スリッパとブランケットも優しい素材でした。ブランケットはエコノミークラスよりも大きい感じがしました。
ビジネスクラスのTVモニター
ビジネスクラスのTVモニターです。
約16V大型プライベートディスプレイです。ボタンを押すと見やすい位置に移動します。見ないときはモニターを押すと収納できました。
航路図は3Dマップです。この画面はエコノミークラスと同じですが、画面が大きいと迫力がありますね。
エンターテイメントは、映画、TV番組、音楽、ベトナムの観光案内、ベトナム航空の紹介などがありました。映画はベトナムの映画が多く、外国の映画は古い映画ばかりで、食いついてみるほど面白い映画はありませんでした。でも、ベトナム映画を鑑賞する機会なんて滅多にないので見てみましたが、ベトナム語がよくわからなくて諦めました。
機内のエンターテイメントは期待しないほうがよさそうです。さて、次はベトナム航空ビジネスクラスの機内食のリポートです。