ハノイの郷土料理「チャーカーラボン」うまし!
ベトナムハノイの郷土料理「チャーカーラボン」をいただきました。
どんな料理なのかさっぱり想像できず。食べてみてびっくり!とってもうまし!世界にはいろんな料理があるのね~と感動しました。
ハノイ名物!チャーカーラボン
Cha Ca La Vong(チャーカーラボン)という料理名のレストラン。1871年に創業した老舗レストランです。
日本で例えると「チャーハン」とか「さしみ」とか「カレーライス」という名前のレストランになるわけですが、もし、日本で「カレーライス」という店名にしたら、きっとGoogle検索をしても見つけるのは困難になるでしょう。しかし、このお店は違います。
「チャーカーラボン」で検索すると、この店の情報ばかり出てきます。店の前の道路の名前まで「チャーカー通り」と名付けられたくらい有名店なのです。
1階は店舗じゃないので、うっかりすると通り過ぎてしまいます。しかも、この店(Cha Ca La Vong)の周りには、この店を真似したチャーカーラボンの専門レストランが数軒あり、他の店は熱心に客引きしているので、ぼけっとしていると別の店に入ってしまいそうになります。
違うチャーカーラボンの専門レストランに行って、「ちくしょう」と後悔しないためにも気をつけてください。この店構えが元祖です。
「Cha Ca La Vong」のメニュー。
メニューは、これひとつ。このこだわりが老舗っぽいですね。
価格は170,000ベトナムドン。日本だと安いんだけど、ベトナムにいると高く感じます。
席に案内されると、チャーカーラボンセットが自動的に並べられます。
白身魚の切り身、白身魚と一緒に炒める野菜(葱とディル)、香草、ピーナツ、ニョクマムのたれ、ブン(米の麺)が並びます。並べられたときは、どうやって作ればいいのか、どうやって食べればいいのかさっぱりわからず慌てましたが、安心してください。店員さんがテキパキ作ってくれます。
てきぱき作ってくれる店員さん。
あらかじめ揚げてある白身魚の切り身の上に野菜をのせ炒めるだけでしたが、豪快で楽しい。しかも良い香りが漂う漂う♪
しばらく炒めると野菜がしんなりしてきました。いよいよ実食です。しかし食べ方がわからなくて、店員さんに聞きたくても忙しそうで聞けなくて、仕方ないので周りの人の食べ方を真似しました。
ブン(米の麺)に、揚げた魚、炒めた野菜、香草、ピーナツを入れて、ニョクマムのたれにつけて食べます。うま~い。
チャーカーに使われている川魚は「雷魚」です。
骨はなく身は柔らかくて食べやすい。ターメリックで味がしっかりついているせいか臭くないです。
食べている途中のチャーカーラボンの鍋の中。
このギトギトの油が、見た目よりさっぱりして、美味しいんです。この油をブン(米の麺)にからめて、ニョクマムのたれをからめると、ペペロンチーノみたいになるのかな。いくらでも入るおいしさでした。
Cha Ca La Vongの店内です。
ゆっくり食べていたら最後になりました。お店に入ったときはお客さんでいっぱいでした。お客さんは家族連れが多かったですね。
Cha Ca La Vong窓際の席です。
店員さんの愛想はあまりよくなかったけど、お店の中は清潔にしてあるし、会計でトラブることもなく、安心して食べられました。トイレはちょっと古いけど清潔でした。
店名:Cha Ca La Vong(チャーカーラボン)
住所: 14 Pho Cha Ca, Hanoi, Vietnam
営業時間: 11:00~14:00 17:00~21:00
電話番号: (4) 3825 3939
※2015年の情報です。